【胃は吐くために進化した臓器である】
ノロウイルス腸炎にかかりました。その時に生物の進化の真実の一端を発見しました。
その話をしますね。
池袋の牡蠣専門店で休日の昼間から調子に乗って牡蠣をたくさん食べました。美味しかったですね。
牡蠣にノロウイルスが多いというのは知識としては持っていましたが、まさか、この私がかかるとは思いませんでした。ノロウイルスがいる牡蠣は別に何の変哲もない牡蠣なんですね。
注意してもだめでしたですね。
3日ほど経って、ひどい吐き気と下痢に襲われました。
吐き気に耐えて予定されていた大腸内視鏡検査を淡々と進めていましたが、もう、限界!という状態になって、内視鏡を別のドクターに手渡して、内視教室の隅にある、汚物流し、便器の強力なやつと思ってもらえばいいのですが、それに向かって、シンガポールのマーライオンのように3回吐きましたよ。その時、つくづく、胃というやつは嘔吐するために発達した臓器なんだと理解しましたね。
それ以外の理由であれほどの袋に発達する理由は思い当たりませんものね。こんな簡単なことにも、自分で嘔吐しないと気づかないんですね。
食べたり、消化したりするには、あれだけ筋肉のついた胃である必要はないと思います袋になった胃は、体から協力に体外に食べたものを放出するために発達した臓器だと私は理解しましたね。
生物は体に栄養を取り入れることはとても大切ですが、いざということに効率よく体から毒物を排出することも生命維持にとって大切なはずですね。胃はあらかじめそのために用意された臓器なんじゃないかと、マーライオンになりながら、気づいたのです。そのような視点でいろいろ考えてみると新しい発見があるかもしれません。
【the web 大腸・肛門・骨盤底疾患スペシャル】